世界中の多くの人々が気候変動、人権問題、格差などの、社会の持続可能性(サステナビリティ)に影響を及ぼす問題に直面している今、SDGsが掲げる目標に向かって「企業の成長」と「社会課題の解決」の両立に更に高い次元で取り組むことがNUビジョン実現のために不可欠であると考え、以下の通りサステナビリティ経営方針を定めました。
サステナビリティ経営の全体像
ビジョン実現のための「サステナビリティ経営方針」におけるマテリアリティ
ビジョン実現への道筋を示した「サステナビリティ経営方針」において、以下のマテリアリティ(重要課題)を定義いたしました。
- 独自技術、新技術を活用し未来を共創するパートナー
- 働きがいのある職場構築
- 脱炭素社会への貢献
マテリアリティに向けた取り組み
SBT認定の取得
CDP「気候変動レポート2023」において「C」スコア獲得
野村ユニソン株式会社は、国際的な非営利団体であるCDPによる2023 年度の気候変動に関する調査において、「C」スコアを獲得しました。お客様のサプライチェーン脱炭素化に資する取り組みとして、第三者視点の評価も参考にして環境課題への取り組み・改善を行います。
■CDPスコアについて
CDPは環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であり、環境問題対策に関する取組みを調査し、その評価結果を開示しています。CDPスコアとは、気候変動に対する目標設定や事業戦略、リスク・機会の認識、温室効果ガスの排出量の開示などの観点で、企業の取組みを8段階(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)で評価しています。
CDP webサイト https://cdp.net/
2023年 CDP気候変動質問書 スコアリング基準変更点(2023年5月9日)
再エネ地産地消拡大を支援/「再エネ100%工場」を実現
野村ユニソン株式会社は、2024年6月より諏訪南工場に、長野県の豊富な水資源に由来する中部電力ミライズ株式会社のCO2フリー電力「信州Greenでんき」を全量導入し、再生可能エネルギーの地産地消拡大を支援するとともに、同工場の「再エネ100%工場」化を実現しています。また、全社で最も電力使用量が大きい本社鍛造工場にもCO2フリー電力を導入し全社使用電力の約25%をCO2フリー化することで、中小企業版SBT認定企業としてその排出削減目標の達成に向け大きく前進しています。
「信州Greenでんき」プロジェクト
「諏訪南工場」について