野村ユニソン株式会社は、2023年11月3日、当社の温室効果ガス削減目標が科学的根拠に基づいた目標であるとして国際機関であるSBTイニシアチブより、中小企業版SBTの認定を取得いたしました。詳細については、「SBT認定取得のお知らせ」にてご確認ください。また、皆様に当社の削減活動を理解いただくため、以下にその目標と進捗(実績データ)を掲示いたします。
2030年 温室効果ガス排出削減目標
Scope1 及び Scope2
50%
2018年基準 総排出量ベース
温室効果ガス排出実績とSBT目標に対する進捗
温室効果ガス排出量推移
当社は本社を長野県茅野市に置く創業1954年の中小企業で、現在以下の3つの主たる事業から構成されています。
・エンジニアリング事業:各種FA関連装置設計・製造、産業用ロボット開発・製造
・素形材・ユニット事業:金型設計・製作、精密中空鍛造部品・ダイカスト部品の製造、バルブ関連製品の製造
・酒類販売事業:洋酒輸入・販売
主な排出発生活動としては、鍛造部品及びダイカスト部品の製造が挙げられ、製造時に工場で高温熱源として使用されるLPガス及び電気が、Scope1&2の中の多くを占めています。また、Scope3については、鍛造材料、アルミダイカスト材料、各種装置・ロボット用購入品による排出が多く、全体の中の多くを占めています。
台湾台中市に、エンジニアリング事業と素形材・ユニット事業の一部を担う従業員70名規模の製造子会社を有しています。排出発生活動は全体の殆どを占める人手による組立作業であり、エアコン・照明用がメインの電気使用量をScope2として把握しています。
酒類販売事業については、Scope1&2排出規模は全社の5%以下ですが、欧州からの洋酒の外洋コンテナ輸送による排出をScope3として算定しています。