ワーク給除材ロボットシステム N-RobotCart

人手不足の解消

省人化・省力化のために、機械や設備による「自動化」が多くの工場で推進されています。
協働ロボットを使用したワーク除給材ロボットシステム「N-RobotCart」をご紹介いたします。

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協働ロボット、ワーク給除材ロボットシステム N-RobotCartワーク除給材ロボットシステム「N-RobotCart」

部品・部材の供給でよくあるお困りごと

  • 深刻な人手不足なのに、単純作業に人材を投入せざるをえない
  • 対象設備への給材、除材にオペレーターが付きっきり
  • 夜間も稼働させたいのに人材がいない
  • 自動化したいが、土地面積も予算も難しい

生産年齢人口の減少があり、中小企業の人材採用が難しくなるなか、製造現場で深刻な悩みである「人材不足」「作業効率化」の解決はますます急務になりました。
しかし、製造現場の社員の負担を減らし、生産性を上げるために大規模な自動化を行おうとすると、巨額の予算が必要になります。

そこで野村ユニソンでは、低予算・省スペースで自動化が実現できる、ワーク除給材ロボットシステムをご提案しております。

N-RobotCartでできること

  • 夜間の自動運転生産、急な欠勤者対応など、単純な作業の自動化が実現
  • ロボット台車で移動できるので、既存の工場レイアウトの変更が不要
  • 産業用ロボットと違い、設置場所の特定や位置決めが不要
  • 移動ができるので一台のN-RobotCartで複数の対象設備に対応が可能

多様な働き方に対応

運用方法が自由にカスタマイズできるので、さまざまなシーンで部品・部材の供給・除給を自動化できます。
例えば、昼はオペレータが機械の設定を行い、定時後は単純作業をロボットに任せておくなど。人の手が必要なシーンでのみ、人材を割くことができます。協働ロボットの設置例

規定の位置に移動すれば、夜間はロボットが作業

直感的なプログラミングで設定が簡単

直感的な操作で設定ができるソフトウェアを導入しているため、プログラミングの専門知識をもった人材は不要です。

また、対象設備との厳密な位置決め作業は不要です。
ロボットのビルトインカメラが位置関係を自動認識し、調整を行います。

厳密に設置をしなくても大丈夫ラインテープ範囲内に設置すればOK

複数設備に設置が可能

専用スペースの確保は必要ありません。
機械間通路幅(800mm以上)対応サイズで、既存の工場レイアウトを維持したまま、自動化を実現できます。
移動させることができるので、必要なタイミング・必要な機器で運転が可能です。

狭いスペースでの移動例狭いスペースでも設置が可能

低い導入コストで、ロボット導入の高いハードルを解消

従来の産業用ロボットは高速に動作する反面、安全柵の設置が必要なため、広いスペースと設置費用が必要でした。規制緩和や安全技術の進歩により、協働ロボットは安全柵を設置しなくとも、人と同じスペースで働くことができます。

自動化を諦めていた工程や、中小規模の設備でも自動化の実現ができます。
また、産業用ロボットで義務づけられている講習を受けた技術者の配置も必要ありません。

人と接触すると停止し、動作状況の音声案内を行い、事故やミスを防ぐように設計しています。

音声案内を行う場面の例

ロボットが動作状況の音声案内をします

導入事例

射出成型部品の製作での使用例

1台のロボット台車を必要な時に移動。異なる設備、異なる作業での自動化を実現しました。

  • パーツフィーダー台車からインサートナットを切り出し、力覚センサを活用して成型金型へインサートナットを挿入する
  • 不安定な成型ワークを、ロボットカメラにて姿勢認識後ワークを排出する

導入事例1 2種類の射出成型機での活用例

自動車関連ユニット 製造会社での使用例

多品種小ロット対応のため、必要な材料が搭載された複数のキャビネット台車を、入れ替えながら自動化を実現


  • プレス機を活用した圧入工程(シャフト、ギア、ベアリング、ブッシュ部品)

導入事例2 キャビネットを複数利用した例

N-RobotCartの機能・仕様

動画で、ロボットの動きや活用方法をご覧いただけます。(動画時間:1分33秒)

使用方法

N-RobotCartは「ロボット台車」と「キャビネット台車」から構成されます。

  1. 使用時は、それぞれの台車を所定のラインテープ範囲内に設置し、アウトリガーで固定
  2. 厳密な位置決めは不要 ※ロボットのビルトインカメラが、対象設備とキャビネット台車に貼り付けられた、ランドマークを読み取り、相対位置を自動認識して作業を行います
  3. キャビネット台車の5段の引き出しの専用治具に、対象ワーク(材料)を補給
  4. 稼働設定を行う

設定をすると、ロボットは1段ごと引き出しから、1個ずつワーク(材料)を対象設備へ給除します。
1段終わると、引き出しをキャビネットの元の位置に戻します。
キャビネット台車は、ロボット稼働範囲内であれば複数台の設置が可能です。

協働ロボット「N-RobotCart」

寸法・仕様

協働ロボット「N-RobotCart」の寸法図

仕様表

協働ロボット「N-RobotCart」の仕様表

※仕様書はカタログからご覧いただけます

周辺設備対応・カスタム対応

多様なニーズにお応えするカスタムソリューションを提供します

協働ロボット「N-RobotCart」の周辺設備

仕様表・カタログダウンロード

N-RobotCartの製品カタログ、仕様書はこちらからダウンロードいただけます。

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製品のお問合せ

N-RobotCartや、協働ロボットについてのご相談を承っております。

  • 省人化のために自動化を考えているけれど、どこから手をつけるべきか悩んでいる
  • 導入にあたって、予算をどのくらい見込んでおくべきか知りたい
  • 自社に合っているのかわからない

導入が決まっていなくても、計画段階からお気軽にご連絡ください。

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導入事例

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